Final Stage ネタ
Final①ギュインギュイン(早稲田大学お笑い工房LUDO)
ピン「せいや」
Final Stage1組目はギュインギュイン。1st Stageとの繋がりも意識させるネタで、まだ記憶に新しい1stネタの笑いを活かす。あまりの笑い声と拍手の大きさに会場がビリビリと反響し、「ギュインギュインのお笑い」の圧倒的強度を見せつけた。
Final②ストロングブルジュニア(早稲田大学お笑い工房LUDO)
漫才「海賊漫画」
2組目には同じくLUDOのストロングブルジュニアが勢いよく登場。1ツッコミごとに大ウケを取り、丸山の大声ツッコミと会場の笑い声がぶつかり合う。ネタ終盤では、2人の漫才に心を掴まれた観客が佐々木から繰り出される次のボケを待つような雰囲気も感じられ、大会一番の盛り上がりを見せた。
Final③マボロシ(専修大学落語研究会お笑い企画STRIPGUNCLUB)
漫才「漢字の由来」
大学芸会2024決勝戦の大トリを務めたのは、1st Stageで圧巻の漫才を披露し1位通過したマボロシ。ストロングブルジュニアの笑いの余韻に負けじとツカミから会場を支配した。鉄のクセになるキャラクターと堀元の強いツッコミによるマボロシの真骨頂とも言えるしゃべくり漫才を披露し、爆笑の渦を巻き起こした。
Final Stage 結果発表
3時間半に及ぶ大会も瞬く間に終わりに近づき、いよいよ結果発表の瞬間へ。
ゲスト3組のネタ後、Final Stage進出者の3組とMCがそれぞれ神妙な面持ちで舞台上に現れる。一言ずつコメントを求められると、ギュインギュイン「知り合いのネタツイッタラーがネタで使用した某画像を巡って訴訟されたことがある。全世界にこの大会が公開されていなくてよかった」と語る。
ストロングブルジュニアの丸山は「本当に勝ちたいっす」と結果が待ちきれない様子だった。また、マボロシの2人はゲストのゼンモンキー・ヤザキ氏とのやりとりを思い返し、「鉄は空手日本全国6位なので喧嘩になったら勝てる」と自信満々の様子。さすらいラビ―の中田氏はマボロシの2人について「しゃべればしゃべるほど心の距離があいていく」と話し、結果発表前でピリピリした舞台上の雰囲気をほぐす。
そしてついに、得点発表の瞬間が訪れる。
優勝は、470点を獲得したストロングブルジュニア。
ストロングブルジュニアの2人は発表の瞬間に膝から崩れ落ちた。MC2人から中央に呼ばれるも、涙が止まらない様子の佐々木。
2人はそれぞれ審査員の吉田氏から賞状、トロフィー、賞金の10万円を受け取り感無量の表情を見せた。
審査員3名のコメントは以下の通り。
吉田氏「ボケだけ、ツッコミだけ(が強い)芸人も多いなかで、マボロシもストロングブルジュニアもボケ・ツッコミの両方が強くレベルが高かった。本当におめでとうございます」
飯塚氏「ストロングブルジュニアは大学生らしい発想も完成度も両方兼ね備えたコンビだった」
児島氏「レベルの高さに本当に感動しました。お笑い界の未来はまだまだ明るい!」
続いて2位・3位の2組にそれぞれ賞状が送られた。
さらに審査員賞も発表。
東大落研の漫才集団サンパチペーハーに送られ、2人は驚いた表情で舞台上に現れると笑顔で賞状を受け取っていた。
最後にチャンピオン2人のコメントを紹介する。
佐々木「LUDO23期は今まで負け続けてきて本当に悔しくて。だから僕らが優勝して、同期のみんなが面白かったことを証明できてよかった。ランパオーンやったよ〜!!」
丸山「このコンビでやってきて、ウケてない時期もありましたが続けてきてよかったです!」
万雷の拍手が鳴り止まないなか、大学芸会個人戦2024は、ストロングブルジュニアの優勝により幕を閉じた。
来年の大学お笑い夏の個人戦を制するのは誰か、今から目が離せない。
決勝戦進出者の皆さま、大会出場者、スタッフの皆様をはじめ、関係者の方々本当にお疲れ様でした!!