ストロングブルジュニア インタビュー「強×強」で大学芸会を勝ち抜いたコンビの20年間

こわらいぶ応援チケット企画第2弾は、大学芸会2024優勝者のストロングブルジュニアさん。NOROSHI決勝戦を控えていたお二人に、4年間の大会での裏話やネタ作りについて伺いました。さらに、幼馴染コンビとしても有名なお二人がお互いの変化について語る場面も。佐々木さんの2025年の目標は「○○を触らない」こと……!?

インタビュー概要

取材日:2月28日 ※「NOROSHI2025」決勝戦開催前

取材相手:早稲田大学お笑い工房LUDO23期 ストロングブルジュニア
佐々木良樹(写真左)・丸山利明(写真右) ※敬称略

芸会準決勝の「開演30分前」に完成したネタ

—まずは、半年前になりますが大学芸会の優勝おめでとうございます! 優勝の瞬間はいかがでしたか?

丸山:優勝した瞬間は、よしき(佐々木)が泣いちゃったんです。

佐々木:そうですね。勝ったら泣こうと思ってたので。

丸山:うわ、最悪のインタビュー。

佐々木:もぐら大戦争さんが2年前に優勝したときに普段泣くようなキャラじゃないのに泣いてて、ぐっと来たんですよ。

丸山:よしきはもぐら大戦争さんが大好きなんです。

佐々木:それで、俺もそんなに普段泣かないから、優勝して泣いたらいいかなって思って……。いや、普通に涙が出ました。嬉しくて。

丸山:よかったよかった。

佐々木:泣くつもりはなかった。

丸山:こいつが泣きすぎて、俺が逆にちょっとヘラヘラしちゃって。

佐々木:喋りながら泣くつもりだったんだけど、嬉しくて最初にいきなり泣いちゃったからね。
あと、もちろん優勝はするつもりだったけど、あの瞬間は実感がなかったです。夢のような感じってこのことを言うんだって。

丸山:ほんとにそうっすね。実感ない。

佐々木:優勝したの人生で5回目ぐらいだったしな。

丸山:え? 5回もしてる?

佐々木:水泳で。

丸山:お前が小学生のときに水泳の区大会とかでいっぱい勝ってた話はいいよ! 話ブレるわ。
それで言ったら俺だって、中学生のとき野球で都大会まで行ったから。ずっとベンチだったけどバスターでホームラン打ったし。

佐々木:でもやっぱり規模が違いすぎる。

丸山:優勝をしたときよりも、ファイナル3組に残ったときの方が嬉しかったです。

佐々木:正直無理だと思ってたよね。

丸山:18組中の4番手だったんですけど、楽屋のモニターで見てて全組が爆ウケしてるんで「もう無理じゃん」って。

佐々木:まあでも、完成度で。

丸山:自分で言うな。

大学芸会2024優勝時の写真

—大学芸会で優勝するまでに大変だったことや予想外の出来事などはありましたか?

佐々木:準決勝の前に、元々あったボケをほとんど一掃してネタを作り直していたんです。ただ、大会2日前にナユタにネタ見せをしたときにそれが全然ウケなくて、「分かりづらい」みたいなことを言われてしまって。
「あと2日しかないのにここからどうすりゃいいんだ」と。

丸山:2人で西荻のマックで頭抱えました。
それから次の日にバーってネタ考えて、NOROSHIのチームとナユタのおのはらにそれぞれ見せました。そこでOKが出たので、リハ終わった後のギリギリのタイミングで完成しました。開演30分前とか。

—全て内容を変えた理由は何だったのでしょうか?

丸山:そもそも決勝で「花屋」のネタをやりたかったので、準決勝はそれ以外のネタを用意しなきゃいけなくて。
それでネタをずっと考えてたら、何が正解かわかんなくなっちゃったんですよね。「とりあえずこれがいいか」と思いながら(ナユタに)見せたら、「ダメじゃない?」って。一番えぐかったですね。

佐々木:大会の間はずっと集まってたので、8月はマジで何もしてないです。夏の思い出がない。

丸山:でも、あの時間絶対もっと削れたって。
毎回1時間ぐらい喋って、近況報告とかしてからネタ合わせするんですよ。毎日会ってるのに。それが楽しいんですけどね。

—雑談からネタが生まれることもありますか?

2人:……ない(笑)。

丸山:でも、ゲームに関してはあります。「○○(五十音)から始まるケツの穴」というゲームがあるんですけど、あれはNOROSHI2025の「チームパパ」の予選前日に「ちょっとやばいから徹夜で考えよう」と言って、この部屋(丸山宅の和室)で寝そべりながら考えてたときにできました。

佐々木:あのゲームができてから2時間ぐらい遊んじゃった。

丸山:一回、五十音を全て埋めようとなって。

—五十音の中で苦戦した頭文字はありましたか?

丸山:「を」が逆に盛り上がったんですよね。「ウォーアイニー」とか。

佐々木:や行は難しかった。……誰も共感できないか。

丸山:「へ」がよかったんだよね。「屁を出す場所」じゃなくて、「へそに似てる場所」っていう。

佐々木:こんな感じですね。特に雑談からネタが生まれることはないです。

—LUDOの同期でNOROSHIのチームを組まれているギュインギュインさんも、一緒にファイナルへ進出されていましたよね。

丸山:いや~嬉しかったな。ギュインギュイン。

佐々木:実は(優勝したあと)ギュインギュインが泣きながら俺達のところに来たんです。「ストブルが一番頑張ってたのを見てたからよかったよ」って言ってくれて。

丸山:めっちゃ嬉しかったっすね。

佐々木:だからこそNOROSHI勝ちたいです。(※取材は決勝戦前)

丸山:本当にね。ギュインギュインと、煉炭貴族と、ストブルで。今年も同じチームで出ているので。

チームガンストは「勝ちたい」が強い

—NOROSHIについてもお伺いしたいのですが、ストロングブルジュニアさんは去年の「チームガンスト」と同じメンバーで今年も「チームコネチカット」として出場されていますよね。
チーム全体でのネタ作りや話し合いは、どのような形でされているんでしょうか?

佐々木:俺は「チームパパ」でも出てるんですけど、ネタの作り方が全然違います。
コネチカットはそれぞれが作ってきてから集まって、フィードバックもらって、またそれぞれ持ち帰って考えるみたいな感じで。チームパパは誰かが主導的にやるタイプじゃないので、みんなで集まって(全てのネタを)1個ずつ考える。

丸山:自主作業ができるかできないかの違いで。特に煉炭貴族は、元々みんなネタが書ける人なんですよ。クワトロジャンキー(浅沼)とか春葦波(川端)でも書いてるので。その3人が引っ張ってくれる。

佐々木:お笑いに詳しい人が多いですね。ちゃんとデータで見てる。池袋LUDOは感覚の人が多いけど。

丸山:僕たちは恵まれてますよ。池袋LUDOっていう大きい居場所もあるし、序破急時代から仲良くしてる煉炭貴族とかもいるし。

佐々木:(コネチカットとは)ちょうどいい距離感だからいいのかも。仲良しすぎても関係が崩れるし、まず普通に喋っちゃうだろうし。「仲良くなりたい」よりも「勝ちたい」が強い。

丸山:俺はギュインとも飯は行くんですけど、それでもやっぱりピピッとなりますね。コネチカットのメンバーはスイッチが入るというか。
あと、このチームは煉炭貴族がかなり大事です。外の人からすると芸会でワンツーフィニッシュだったストブルとギュインが大事なチームに見えるかもしれないけど、煉炭貴族はネタ以外の面でも引っ張っていってくれるので。

佐々木:ネタも、予選では煉炭貴族が一番ウケてたし。

丸山:ありがたいですね。

佐々木:芸会で煉炭が予選で負けたとき、やっぱり悔しかったもんね。

丸山:悔しかったなあ。でも、川端は今回2チームで上がってるので。

佐々木:今一番ノッてる男です。

丸山:今年はチーム名を変えて、「4年の強いチームがアメリカの州の名前にする」というLUDOの伝統に沿った名前になったので。去年の「チームメリーランド」に続いて、優勝目指します。

あと、去年はLUDOが結構結果を出してるんですよね。NOROSHIのチームメリーランド、芸会ストブル、学生R-1の吟遊詩人。芸会の運営してる大会は全部LUDOが勝ったんですよ。アルレク※も恐竜japanが勝ったので、今年のNOROSHIも勝ちたいです。

※アルレク:大学お笑い冬の個人戦 アルティメットレクリエーション

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