ストロングブルジュニア インタビュー「強×強」で大学芸会を勝ち抜いたコンビの20年間

バントだけで塁を埋められて負けた伝説の試合

―幼稚園からの幼馴染のお二人ですが、印象に残っている思い出はありますか?

佐々木:野球チームが一緒でした。

丸山:ストロングジュニアって野球チームで。

佐々木:そこから「ストロングブルジュニア」というコンビ名を付けました。

丸山:公式戦0勝の3番キャプテン、セカンドと4番エース。最悪の世代って言われてました。

佐々木:5年生のときに、「区の最強チームVS僕ら」みたいな試合があって、僕らが表だったんですけどもちろん初回に1点も入らなくて。そのあと相手に裏で20点とられて、初回コールドで試合終了。

丸山:永遠に俺らの攻撃が回ってこないまま。

佐々木:0対20になる前にもっと早く止められましたよ。

丸山:でもこのチームが公式戦で1回だけ勝てそうなときがあって。
俺らも打てるようになった頃だったので、俺とよしきと大里(小学生時代の友人)が2、3、4番で、この3人で2点ぐらい取ったんです。
それで、よしきがピッチャーだったんですけど、結構調子がよくて。「完封狙えるぞ。勝てるぞ」となったときに、相手がセーフティーバントを仕掛けてきたんです。そしたら、セーフティーバントだけで塁を埋められちゃって。

佐々木:小学生なのに。

丸山:小学生って、普通は練習に土日の全日使うんですよ。でも僕たちはお遊びすぎて、日曜日の午前か午後のどっちかしかやらなかったので、他チームの4分の1の練習量で(笑)。
だからバント処理の練習をしてるわけもなく、それだけで全部の塁を回られて負けました。

佐々木:元々20点ぐらい取られちゃうようなチームで、バントなんてされるチームじゃなかったので。

丸山:逆に「バント使うぐらいまで追い込んだ!」ってちょっとだけ喜んでました。

佐々木:しかも1点差だったからね。「伝説の試合だ!」って。

丸山:だっさいわぁ。

「よしきの今年の抱負:○○を触らない(なるべく)」

—お互いから見て、4年間で「ここが変わったな」と思う部分や、面白さや個性が出るようになったと感じる部分はありますか?

佐々木:(丸山は)垢抜けた。

丸山:もういいってお前! しかも自分もじゃん!

佐々木:前の写真の……。

垢抜け前の写真

丸山:誰がその写真の記事見たくて応援チケット買うんだよ!

佐々木:こんなんじゃ笑えないな。

丸山:なんで2人ともこんなに白いの?

—これはいつ頃の写真ですか?

丸山:大学入った後に、大会に送るために撮った写真ですかね。垢抜けました。

—変わったところは見た目ということで……?

佐々木:俺は友達に「めっちゃ下ネタ言うようになったね」って言われました。それで韓国で喧嘩した。
トシ(丸山)は前より普通になったんじゃない? 前はもっとだらしなかった気がする。

丸山:え! 俺、今の方がだらしないと思ってた。

佐々木:1年生の頃は遅れてることに悪気がなかった。今はまだ悪気がある。

丸山:悪気はずっとあるよ。昔は(お笑いが)遊びに近いと思ってたんじゃない?
でも、例えばネタ合わせは2時間ぐらいしか会わないし、(遅れると)会う意味がなくなっちゃうから遅刻はやめましょうってなって。そういうルールが、コンビの4年間で形成されました。

佐々木:2人のだらしなさは種類が違うんです。俺は不潔なだらしなさ。そういえば、俺の今年の目標をあそこの壁に貼ってるんですけど。

丸山:ごめんなさい、本当に汚いです。(目標を読み上げる)「よしきの今年の抱負:肛門を触らない(なるべく)」

目標を読み上げる丸山さん

—ひぇ~!(悲鳴)

丸山:他にも言える範囲だと、口汁が溢れちゃうとか。

佐々木:でも俺、肌綺麗なんすよ。(くちゅ、という口音)

丸山:話し終わったとき「くちゅ」って聞こえたぞ。幼稚園の頃はこんな汚い子じゃなかったのに。

―年始の「ストロングブルジュニアno寄席」でも、触っちゃったときのペナルティを課されてましたよね。

丸山:そうなんですよ! よしきに舞台上でち〇こ触るのをやめさせるために、触ったら「Shake It Off」が流れて、学生で一番臭い大将(ミックストマトジュース)の3日間洗わずに履き続けた靴下を袋に入れて、それを空気砲で浴びせるというのをやったんです。
あと、佐々木だけやられたらいじめみたいになっちゃうから、俺にもNGワードが設定されて、俺が「臭い」って言ったら同じように浴びせられるという。

結果、2人で無限ループで浴びまくって、もう昔の大学お笑いみたいなカオスライブでした。楽しかったんですけど。
ただ、それで癖が直るかと思ったら、むしろそれからどんどん悪化してて。

佐々木:あいつが来ないっていう安心感かも。

―「今のうちに触っとこう」みたいな。

丸山:終わった。

佐々木さんの服の匂いを確認するお二人

丸山:でも、今までも一緒にいましたけど、大学入ってから「ああ、よしきってこんな感じなんだ」というのはだんだん理解できるようになりました。例えば、よしきはよく「人を傷つけることを言いたくない」と言うんですけど。

佐々木:俺のポリシーです。

丸山:その割に、(嫌なことを)言ったりする。
スイッチが入ってるときだと言いたくなっちゃうみたいで、でも自分の中には言いたくない気持ちもあって、そのぶつかり合いでよく分かんない感じになる「人間」みたいな時間があります。

佐々木:でも最近は言うようにしてます。特にマルには。今後20年一緒にいるんだったら、直してほしいと思ったところは言った方がいいなと。

丸山:うん、言った方がいいよ。

佐々木:あと俺の性格も、大学4年間でめっちゃ変わったんだろうな。色んな人に会って。

丸山:ちょっと影響受けやすいんだと思う。

佐々木:1年生の頃は面白い人が怖かったんです。今もちょっと怖い。
特に最初は、あんまりウケなくてマイナススタートだと思ってたから、面白い人と喋るのが平場みたいで怖くて。おのはら(ナユタ)とか荻野(バーズ)とか。
逆にマルは、誰とでも話せるんじゃないですかね。

丸山:誰とでも喋れますね。初対面の人とかでも。
一生会わないと思ってるんで。

佐々木:「お笑いJACKPOT」というプロの芸人さんの大会に出たんですけど、周りが全員知らない人だったんですよ。それでもマルは色んな人に話しかけに行くから、俺はもうずっと一人で袖に座って携帯いじってて。
そういうことはよくありますね。僕はあんまり(初対面の人と)喋れないので。

丸山:普通に喋んないで終わっちゃうより、喋って良い人見つけた方が楽しいっすね。

今後の目標

以前取材させていただいた際にコンビのキャッチコピーを考えていただきましたが、今もう一度キャッチコピーをつけるとしたら何になりますか?

佐々木:つけましたね。俺が「幼馴染コメディアン」でしょ。

丸山:そうだったね。あともう1個出してたよね。

佐々木:「強×強」。でも実際に芸会の審査員コメントがそんな感じだったよね。
「強いボケと強いツッコミのぶつかり合いを見られました」みたいな。

丸山:うわ! すごいじゃん!
でも、目指してるのは変わらずそれですね。お互いが追いつけ追い越せでどんどん強くなって、両方強い個性のコンビになれたら最高です。

―最後に、ストロングブルジュニアさんの今後の目標を教えてください。

佐々木:テレビ出たいっす。

丸山:よしきはテレビ出たいんですよ。

佐々木:有名人になってワーキャーされたいです。

丸山:最後なのにえげつないな。

佐々木:友達が応援してくれてるので、その期待に応えたいです。

丸山:高校の友達とか、周りに夢を追ってる人が多いんですよ。アイドルとかYouTuberとか。その人達とも競争みたいに少し考えてるので、負けないように頑張りたいですね。

佐々木:俺にもアパレルを立ち上げる予定の知り合いがいます。俺がお笑い芸人になるって言ったら、「じゃあ俺もやりたいことやろう」と思ってくれたらしいんです。
めっちゃ嬉しくて。じゃあ俺も頑張ろうって。俺が影響与えられたのが嬉しかった。

丸山:(佐々木を見て)はい触った。

鼻を触ってしまった佐々木さん

―指摘するの早いですね。

一同:(笑)

―お二人の今後のご活躍も応援しております! ご協力いただき本当にありがとうございました!

ストロングブルジュニア単独ライブ「TINPOPO」

日時:3月31日(月)開場18:45 開演19:00
・場所:方南会館

・料金:500円+カンパ制

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「こわらいぶ」応援チケット企画とは?

2月15日に開催した「大学お笑いのメディア KO(WARA)」主催ライブ「こわらいぶ」にて
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