大学芸会、それは大学お笑いの世界で最も大きい「夏の個人戦」。漫才、ピン、コント、集団など、ジャンルに関係なくあらゆる学生芸人が集い、「最も国民的な学生芸人」として頂点に立つべく熱い戦いを繰り広げる。
2011年より始まった本大会だが、今年は大会史上過去最多の616組がエントリー。予選日も11日間と従来より多い日数での開催となり、準決勝3日間を経て決勝戦に進む18組が決定した。
決勝戦では、ラストイヤーとしての集大成をぶつける4年生から、突如現れた関西のダークホースまで、個性と実力を兼ね備えた18組が勢ぞろい。それぞれ自分たちの思う最高のネタを披露した。
果たして最後に主役の座を勝ち取ったのは誰なのか?
本記事では、8/30(金)に開催された決勝戦の様子を、決勝戦進出者たちの大会直前インタビューとともに余すところなくお届けする。
大会名称:『大学芸会個人戦2024 決勝戦』
開催日:2024年8月30日(金)
会場:なかのZERO小ホール
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決勝戦直前インタビュー
大会当日、決勝戦を直後に控える出場者のうち8組に大学芸会個人戦にかける思いや意気込みを伺った。
――決勝戦進出が決まったときの気持ちは?
財閥: 決勝行きました。
ルキ: うん、嬉しい。
カツラギ: 当然だと思ってた。ここからが本番。
財閥: 私もそう思う。
カツラギ: 優勝したい。
ルキ: 決勝に行けただけでも嬉しい。
カツラギ: え、じゃあもう満足ってこと?
ルキ: うん、優勝したいけど。
カツラギ: 優勝はついで? 優勝したい。だって4年だぜ?
ルキ: ……。(無言でカメラを睨む)
――決勝戦への意気込み
ルキ: できることをやればいいかな。
カツラギ: 優勝しかない。やるだけ。
財閥: 経商法から優勝者を出したい。
ルキ: できれば優勝できたら嬉しい。
カツラギ: できればじゃなくて、優勝したい。優勝するつもりがないならやらないでほしい。
財閥: したいでできたら嬉しいですよね。
カツラギ: 戦略立ててるし。
ルキ: ……。(無言で再びカメラを睨む)
一同: ありがとうございました。
――決勝戦進出が分かったときの気持ちは?
キノシタ: ギリギリで通過したので恥ずかしかったです。
イワサキ: ありがたい限りです。
――結果を一番に報告したい相手は?
イワサキ: サークルの同期です。
キノシタ: お母さんです。
イワサキ: 二番目は?
キノシタ: 同期のガオガオ時空伝の佐藤です。
――決勝戦への意気込み
キノシタ: 審査員賞狙いです。
イワサキ: 言わん方がいいんちゃう? 優勝を狙って頑張ります。
――決勝戦進出が決まったときの気持ちは?
佐々木: 2年生の頃、決勝をここで見て、この4年間で絶対1回は立ちたいと思ってたので嬉しかったです。
佐々木: 念願です。NOROSHIで決勝に進出したときに、先輩に「ここで緩んだらマジで芸会負けるぞ」って散々脅されたので、気を引き締めてきました。
――結果を一番に報告したい相手は?
丸山: 池袋LUDOやNOROSHIのチームメンバーに、このネタを見てもらって完成させたので、優勝したときに見てもらいたいです。
佐々木: 同期や親も応援してくれていますが、一番伝えたいのはランパオーンです。決勝進出が決まったときも、ランパオーンに真っ先に電話しました。
丸山: 「彼女だと思われてる」って俺に連絡来たぞ(笑)
――決勝戦への意気込み
佐々木: このためにこの夏、楽しいことをしてきてないので、今日は楽しい思いしたいです。
丸山: ランパオーン、見ててね!
――決勝戦進出が決まった時の気持ちは?
僕、毎週「いとうのライブ」というライブをやっていて、それのレギュラーメンバー4人のうち2人が準決勝一日目で決勝に行っている状態で。
もう1人、伊藤真剣ピーナツさんと僕が準決勝2日目だったんですけど、伊藤さんが1位で呼ばれて、その後、僕も呼ばれました。
本当にみんなで行けてよかったなあっていうのが正直な感じです。
――決勝戦への意気込み
漫談っていうことで、あんまり大きい会場はどうなんだろうなと考えたんですけど、自分の出せる力を全部出せれば、優勝もあるのかなと思えるくらい作ってきたので、本当に全力でやりたいです。頑張ります。
――決勝戦進出が決まったときの気持ちは?
準決勝の6位まで決勝に上がれるんですけど、5番目まで名前が呼ばれなくて、もうだいぶ絶望していたんですけど、そこから名前を呼ばれて、この喜びを体全体で表現して、あわよくば泣こうとしていたんですけど、全然でした。泣く動作をひたすらやってみた結果、涙が一滴も出ずみたいな感じでしたね。
――結果を一番に報告したい相手は?
今回に関しては、もちろん親とかお世話になった人には報告したいと思うんですけど、大学芸会をここまで勝ち上がって来れたのはピキマキのHs(ハッシーム)という男のおかげなので、一番に伝えたいです。名字がハシモトなのでHsっていうのをやってるやつです。
――決勝戦への意気込み
今日は優勝を目指して頑張ります。
――決勝戦進出が決まったときの気持ちは?
鈴木: 中野と言えば、この小ホールかターリー屋。僕らが2人でご飯を食べているところに、スタッフや後輩の子たちが来てくれて、一緒にパクチーライスを食べました。
山本: ターリー屋のパクチーライス500gくらい食べた。
鈴木: そして、また中野に来れた。
山本:ターリー屋で言うと、あのちっちゃいヨーグルトは本当に食べたことのある普通の味。 今日もターリー屋に行くし。
――決勝戦への意気込み
鈴木: 芸会で決勝に行くのは初めて。中野での決勝も初めて。
山本: 中野と言えばターリー屋。決勝後にターリー屋に行くのは初めて。
鈴木: ターリー屋でした。
――決勝戦進出が決まったときの気持ちは?
まど: 私はもう最高!と思いました。
しまくら: 呼ばれて走って行った先にストロングブルジュニアがいて、こいつらと一緒に上がってよかったなと思いました。ユニットライブを一緒にやっていたので、ストロングブルジュニアにライバル心みたいなノリがあって、一緒に勝ち上がるのが一番嬉しい人たちでした。
まど: 予選も一緒に上がったんで。
――決勝戦への意気込み
しまくら: 自分がやってきたものを見せたいなって。頑張ります。
まど: 去年、(得票率が)26%とかで。その前の大会で結果を出して、その後の芸会があんまり振るわなくて。まあ難しいかなと思っていたんですけど、ここまで来れたんでもうやりきるしかないなっていう感じです。
――決勝戦進出が決まったときの気持ちは?
カレー: ついに来たか、と。信じられへん。ラッキーです。
北山: 前日にピンで出て0.8%だったので、もっととんでもないことになりました。
――結果を一番に報告したい相手は?
北山: 自由の民の岸田です。
カレー: インドにいるぶち殺し丸に、僕らも日本で頑張ってるよって伝えたいです。
――決勝戦への意気込み
北山: くじ引きでトリを引いたので、ハラハラしながら頑張ります。
カレー: 18番。めっちゃ待たなあかん。
2人: 頑張ります。
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